日商簿記3級は簡単!Fラン大学生でも独学で合格できた勉強方法
日商簿記3級の難易度
日商簿記の3級は簡単です。100点満点で70点以上で合格になります。
算数ができるなら誰でも合格できる素質はあります。難しい計算式はありません。
足して引く、たまに掛け算、割り算を使います。試験会場には小、中学生もいました。
電卓の持ち込みも可能なので、式さえ作れるようになれば合格は見えてきます。
専門用語の知識は必要になってきますが
売掛金、貸付金、売上など聞いたことなくても漢字の意味から言葉の意味を推測しやすい用語が多いです。
使われている漢字は中学生レベル以下だったので高校でろくに勉強をしていなかった私でも知っている漢字ばかりで助かりました。
日商簿記3級は独学で合格できる
日商簿記の3級でしたら独学で合格できます。
ユーキャンなど通信教育や大原などの専門学校を利用する必要はないと思います。
確実に合格したい人や、勉強のモチベーションを維持するのに自信がない人は利用すべきです。
幸い、私は大学の講義中の暇つぶしに勉強していたのでモチベーションは必要ありませんでした。
日商簿記3級は帳簿の書き方がメインです。帳簿の仕組みが理解できれば、あとは支払いパターンに合せて記入するだけですので、コツさえつかめれば独学でもスラスラ解けるようになります。
日商簿記3級の勉強法
日商簿記3級の勉強期間
私は4月に入ってから参考書を買って、独学で勉強をはじめました。
試験は年に三回(2月、6月、11月)あり、6月に受験して合格したので勉強した期間は三ヶ月です。
一週間に4時間ぐらいです。
試験日の前日は5時間ぐらい勉強してました。
使っていた参考書
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こちらが私が使用していた参考書です。
こちらの参考書は会話形式の説明や、図がたくさんあるので直感的に理解できます。
国語弱の私にとっては図が多いのは助かりました。
はじめて、簿記を勉強する人には、簿記の意味が根底から理解できるので素晴らしい本です。
だけど、記入ミスや、解答が所々間違っていて不備があるので私はこちらの参考書だけで勉強して合格するのは不可能だと思います。そこで過去問題集が必要になります。
過去問題集は必ず購入する
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参考書の問題は過去問の一部に過ぎず、時間配分や、傾向がわからないので、過去問題集は10回分載っている物を購入しました。
過去問を解いていてわかったことは参考書の問題と全然違うことです。問われている所は同じなのですが、問題の作り方が違うので最初は問題を解くことができませんでした。何年分か解いていくことで問題の傾向や対策ができるようになり、次第に解けるようになっていきました。
初見殺しの問題もあるので過去問で対策ができたのも合格の大きな要因です。
解説もしっかりしているので、過去問題集を完璧にしたら合格できるんじゃないかと思います。
語句を全て理解しようとしない
私は最初、知らない語句の意味をノートにまとめていましたが、過去問をみて語群があることがわかり、問題を解いていくなかで自然と覚えることができたので、試験を終えて意味がなかったことがわかりました。試験で記入するのは数字が80%なので、語句は完璧にする必要はありません。
参考書には過去問が載っているので、章が終わるごとに、過去問で解ける問題を探しては解くを繰り返していました。
試験当日のレポートと試験を振り返って
受験者は学生半分大人半分って感じでした。勉強するときは関数電卓を使用していましたが、試験では使用できないことを試験直前に知り焦りました。予備で100円ショップで買った電卓を持ってきていて助かりましたが、関数電卓の性能の高さに慣れてしまっているので、苦戦しました。
試験範囲が広い大問1の仕訳対策を前日にしていたのですが、出題率が高い残高試算表、損益計算書、貸借対照表を対策するべきでした。
まとめ
日商簿記3級は四則の計算ができるなら誰でも合格できる。
通信講座、専門学校を利用しなくても、独学で合格できる。
過去問題集は必ず購入し、最低2周する。