大学の偏差値40台で1年留年している理系が金融業界の有名企業に就活できた話
このブログで伝えたいことは、偏差値が低い大学に所属していても有名企業、大手企業から内定を手にすることができる。自分が所属してる学部にとらわれず全く違う業界にも就職できることを知って頂けたら幸いです。
まず、最初に私のプロフィールを簡単に紹介しますと
・関西の大学(偏差値は40台)21卒
・単位不足で1年留年している
・理系の学部なのに、金融業界を志望する変わり者
・生きてきて彼女ができたことがない(シンプルに顔が良くない)
こんな感じです。客観的に見ても、ひどいステータスですね笑
そんなダメダメな大学生の私が有名企業から内定を頂くために工夫した話や苦労した話をダラダラ書いていきます。
*下記では21卒の私が就活で有名企業から内定を頂くために気をつけた点を述べていきますが、あくまでも参考程度に読み流して下さい。
使用した就活サイトは
・リクナビ
・マイナビ
実際に就活で活用したのは、この2つのみです。リクナビかマイナビの片方にしか情報を載せていない企業もあるので両方活用したほうが絶対良いですね。
ちなみに、友人の勧めでバリ活という関西の学生限定にベンチャー企業のマッチングを行うサービスに登録しましたが、1回も使いませんでした。
関関同立や大阪大学、神戸大学が登録したらアマゾンギフト券プレゼントのサービスをしていて、「気持ち悪、高学歴の学生紹介して高い報酬貰いたいだけじゃん」と思ったからですね。これを機に「バリ」の何気ない2文字の並びが嫌いになりました。
履歴書編
2月の最後の週に履歴書を書き始めて気付く、自己PRがない。
ネットで検索して在り来たりの文章を書くのは簡単だけど、学歴がない私が皆の同じように「バイトリーダー頑張った」「サークル活動で」と文章を書いて、量産型になると学歴でふるい落とされる気がしたので、周りと被らない内容にするようにすることにしました。
でも、「サークルに所属していない、大学で勉強してない私が書けることないよぉぉ、捏造するにも、頭弱いから深掘りされたら終わるンゴ。」と悩みに悩み夜にしか眠れない日々が続きました。
そして3月に入り、私の元にダメ元で受験したFP2級の合格通知が届きました。
これだ。これしかない。
そして、完成した自己PRはこちら
私の強みは行動力です。
この強みを活かし、独学でお金の勉強に取り組んできました。大学生になり初めてアルバイトをして給料明細を頂きましたが、書かれている言葉が理解出来ませんでした。そこで、お金に対して無知だということを自覚し、同時に不安を感じ、お金の勉強に取り組みました。
お金の勉強をしていくうちに資産運用に興味を持ち、収入源が多いほどリスクは分散され生活は安定すると考え、株式投資に挑戦しました。株式投資に関する雑誌や本を読み、チャートを見て株価の動きを予測していくなかで、ニュースや新聞を毎日チェックして、視野を広く些細な事にでも関心を持つように心がけました。
株式投資の知識を深めたい、専門性の高いお金の知識を増やすことで自分自身を守りたいと考え、FP2級を取得しました。
我ながら、独自性だけは高い文章ができたと感心しました。中身は小学生低学年ぐらい弱いけど笑
この内容していると、面接でも得した場面があったので次の面接編で詳しく書いていきます。
面接編
面接はめちゃくちゃ苦労しました。何故なら、1回も大学の面接練習に参加してないからですね。当たって砕けろの精神でとにかく経験を積む為に面接入れまくりました。1日に2社は当たり前。幸い大手企業、有名企業の志望度が高い面接はコロナの影響で日程が4月や5月の後半にずれていたので、中小企業やベンチャー企業を中心に受けまくりました。
最初の頃は、質問が来るたびにビクついていたり、暗記した文章をそのまま読んでいて、酷かったですね。
面接を改善したいけど、大学は頼りたくない私はYouTubeを頼りました。
YouTubeで「就活 面接」と検索するだけで、四大商社から内定を貰った方々や元面接官が面接のポイントを解説しているのでめちゃくちゃ参考になりました。
是非、皆さんも検索してみて下さい。私はUtsuさん、トップ就活チャンネルを見て学びました。
そして、大事なポイントを知りました。それは、面接は暗唱大会ではないことです。面接は面接官に自分を伝える時間なのですが、自分だけ一方的に発言はダメだったのです。会話をしっかりすることが大切だったのです。
確かに、初対面の人間が一方的に喋ってくると印象悪いですよね。
そこで、作戦名「LINE風に会話」を実行することにしました。
聞かれたことにしか答えないモテる女を演じました。相手の探究心を刺激して印象を残そうとしました。
だから、自己紹介も時間指定がない限り最小限の発言にしました。
「〇〇大学〇〇学部〇〇です。大学生活は独学でお金の勉強に取り組んできました。」
こんな感じです。
すると、面接官は決まって「どうしてお金の勉強を?」と聞いてきます。
聞いてくる質問が把握出来れば、それに合せた回答を用意しておくだけです。はじめの一歩のデンプシーロールと一緒です。飛んでくる場所が分かれば恐くないのです、それに合せてパンチ(回答)を用意して置けばいいのです。
こっちが、面接官が質問しやすい情報を送ることで、私のペースで面接を進めることができるのです。
だから、履歴書にはあらかじめお金の勉強に取り組み、株式投資をしてると伝えているので、どの面接も始めの10分弱は同じ会話内容でした。
整理すると、大事だったのは2点。
・一方的に喋らず面接官と会話することを心掛ける。(発言は30秒以内)
・面接官が質問しやすい情報を伝えることで自分のペースをつくる。
この2点を抑えてからは一次面接で落とされる確率はグンと下がりました。7割ぐらいで最終面接で選考を進めました。
次に、選考ステップ順に気をつけた点を書いていきます。
一次面接
主に聞かれたことは自己PRやガクチカでした。逆質問の時間が多くあった印象です。
面接官の多くは若手社員です。面接官はメモを取っていることが最重要です。自分がいかに素晴らしい文章を暗唱しても、面接官がメモ出来なかった意味がありません。面接官により多くの情報をメモさせるのがポイントだと思います。二次面接に通過させる理由が多くあれば、上司に「なぜ、パスさせた?」と聞かれたとき、おそらく困りません。
だから、自分の発言量はメモしやすい量にしました。
二次面接
主に聞かれたことは志望動機や携わりたい業務でした。
面接官の多くは30代や40代の社内でも立場が上の方です。
一次面接で面接官が取ったメモをみているので、一貫性があるようにしました。
志望動機を必ず聞いてくるので、対策することが大切です。業界・企業研究をしっかりして他社との差別点を述べることが大切だと思います。私が行った業界・企業研究方法は下記で述べています。
最終面接
面接官は人事のトップクラスがです。最終面接では一次、二次面接の逆質問で得た情報を元に質問したり、携わりたい業務を伝えたりするなど入社熱意を伝えることが大切だと思います。
実際に私が体験したのですが、「内定出したらうちきてくれる?」と聞かれて目の動きをジッと見られました。目が泳ぐと疑われる可能性があるので、目に力を入れて答えましょう。
それと、他社の選考状況とかも聞かれるので、自分の持ち駒の把握をしておきましょう。
業界・企業研究
業界・企業研究をしっかりすることで入社熱意を伝えやすくなるので、力をいれてよかった思います。面接官の方にも「よく勉強しているね」とお褒めの言葉を頂く機会もありました。業界での立ち位置、ライバル企業を把握し、差別化している点を抑えておくのはマストでした。(顧客数、売上など)
私は会社のHPや説明会、会社IR情報、業界の地図、会社四季報などを使用して研究を行いました。
特にIR情報で得た情報はすごく助かりました。新卒向けHPに載せてない情報が沢山あります。経営戦略、財務戦略、資本政策など。ここで疑問に感じた点を質問すると二次、最終面接では良い反応を頂けることが多くありました。
時間がないときは、業界の地図と会社四季報を駆使して研究を行いました。専門家によるコメントもあるので、見ておいて損はないと思います。この2つは就活のマストアイテムです。
今、手元にあるのがこの年度しかなかった。
特に今年はコロナウィルス企業に大きな影響を与えているので最新版を使用することを強く勧めます。
書店や楽天市場で購入できます。
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Web面接
コロナウィルスの影響で最終面接までWeb面接の企業が多くありました。
使用するディバイスをスマホかパソコンのどちらかになると思いますが、私は強くパソコンをお勧めします。
パソコンだとカメラの位置を調整しやすいので、自分を良く見せやすいです。私はスタンドライトを使って顔が暗く映らないようにしていましたが、YouTuberなどが撮影で使用しているLEDリングライトがあればより明るく顔が映るので便利だと思います。
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最後に
ここまで、読んで下さった方が就活で上手くいくことを祈っています。
私と同じ学歴コンプレックスの方はここが踏ん張りどころです。嫌というほど学歴の重要さを感じます。けど、一発逆転の機会でもあります。量産型になると学歴で負けてしまうので、他の学生との差別化が大切だと思います。
ダメで元々人生はギャンブルzoy!